劇場版「ペルソナ3」第一章 影時間プレミア上映会 オフィシャルレポート
11月23日より全国公開となる、劇場版「ペルソナ3」第一章。その公開に先駆けて、11月16日の深夜24時より、新宿バルト9にて先行上映会「影時間プレミア上映」が行われました。
当初は本編の先行上映とのみアナウンスされていた今回のイベント。しかし24時(=影時間)を迎えるとサプライズゲストとして結城 理役の石田 彰さん、岳羽ゆかり役の豊口めぐみさん、伊織順平役の鳥海浩輔さんがステージに登場し、会場を大いに沸かせました。
こうしてスタートしたトークショー。2006年に発売されたゲームの待望のアニメ化、しかも劇場版ということで、まずは主人公・結城 理役の石田さんから「完成した作品を一足先に観て、楽しませていただきました。(これからご覧になる皆さんにも)作品が完成した喜びとドラマの面白さを楽しんでいただきたいです」とコメント。
そして原作のゲームやこれまでにリリースされてきたドラマCDとの違いを聞かれると開口一番に「動く!」と会場を笑わせた伊織順平役の鳥海浩輔さんが「(原作ゲームも)アニメーションパートはあるのですがずっとアニメがあるわけではないので、やはりフルアニメーションで動いているキャラクターを見ると感慨深いものがあります」と話すと、岳羽ゆかり役の豊口めぐみさんからは「ゲームの収録は1人1人個別に行ったので、今回の劇場版では皆と掛け合いで収録できるというのがやはり違いました」とコメントしました。
アフレコについて、豊口さんからさらに「久々だったのですがそういう感じはしなかったですね」という話しが出ると、鳥海さんも「すっと役に入っていけました」とブランクを感じさせない現場の様子を伺わせました。石田さんは結城 理以外に演じた役について「歳のせいか(高音が)キツイんです」と笑わせつつ、主人公の声をやって喉が温まったこともあり、他の出演者が帰ってから「"抜きで録らせてください"とお願いをして収録したバージョンが使われています」と、豊口さんも鳥海さんも知らないエピソードが紹介されました。
さらにトークショー中盤からはアニプレックス足立和紀プロデューサーも交え、事前に公式Twitterを通じファンから寄せられた質問に答えるコーナーを実施。 『主人公の名前の由来は?』という質問が出ると、足立プロデューサーから「主人公が持っている透明感・無味無臭感を表現し、これまでゲームをプレイされてきたファンの皆さんの印象からなるべく離れないような名前を意識しました」という説明が。その他にも『皆さんの好きなペルソナを教えてください』という質問に、豊口さんは「美しいから」という理由で風花のペルソナであるルキアを挙げ、石田さんは「チェンジして使う派なので好きなペルソナは色々」、鳥海さんは「劇場版で格好いい姿を見せてくれたオルフェウス」とそれぞれ答えていきました。
そして『影時間プレミア上映』は登壇者のメッセージで締めくくられ本編上映へ。
足立和紀プロデューサー
「劇場版「ペルソナ3」第一章、大変お待たせいたしましたが、ようやく完成しました。原作ファンの方々は待望の、という気持ちだと思いますが、第一章と書いてあるからにはこの先も続いていきます。最後まで末永くお楽しみいただき、『ペルソナ3』をこれからも応援いただければと思います。」
結城 理役・石田 彰さん
「ゲームの発売時から映像化を待ち望んでくださった皆さん、お待たせいたしました。皆さんの青春が詰まっています!最後までお楽しみください。本公開が始まったらもう一度お友達を連れて劇場に戻ってきてください。よろしくお願いします。」
岳羽ゆかり役・豊口めぐみさん
「私達も映像化されるのを待ち望んでいました。観終わったときに「やっと映像化されたんだな」としみじみ思ったので、多分皆さんも同じ気持になってくれるのではないかなと思います。どうやらチラチラ色々なキャラクターが後ろの方に出ているらしいので、作品の隅々まで楽しんでいただければと思います。」
伊織順平役・鳥海浩輔さん
「皆さんには『ペルソナ3』の映像化を楽しみに待っていただいたと思いますが、我々出演者も負けないくらい心待ちにしておりました。それが遂に形になりましたので、ぜひ皆さんには楽しんで頂いて、何度も足を運んでいただければと思います。」